【新作】錯走について 歌詞のミーニング
どーも。貧乏高校生はてなです。
今日公開した新曲の「錯走」についての記事です!
歌詞のミーニングとかについて話せたらな~って思ってます。
音源はこちら↓
今日も今日とてフリーのプラグインだけで制作しました。
コレ実はバンドの曲のデモ音源なんですね。
メンバーが少ないというのもあって実際に弾ける楽器以外は使ってないので
上モノがないショボい音源になってます。
でもこの曲には思い入れがめっちゃあるので、ミクさんに歌ってもらって投稿に至りました。
この曲のタイトルの「錯走」は錯綜という言葉から取っています。
*錯綜・・・・・複雑に入り混じること
複雑すぎる社会に嫌気がさした”僕ら”ががむしゃらに走るという曲です。
この曲の主題というか根幹にある視点は、
”心も体も身長が伸びていく内に見たくないものまで見えるようになってしまった”
というモノです。
身長が高くなると視界は広くなって色んなものが見えるけど、逆に見たくないものも見えるんですよね。
心の成長とともにお世辞や愛想笑い、暗黙の了解に満ちた複雑な社会の理不尽さを感じるようになった。
という僕自身の感覚から曲を書きました。
歌詞についてミーニングを拾っていきます。
<歌詞>
叶えたい僕らの叫び
なんて欲しがるほどにまた遠のいて
叶えたい願いを世間に向かって叫んでも(願ったとしても)
欲しがるほどに遠のくように現実を見せつけられる。
からっぽの市街でいつか
あの空に謳える夜が来るのなら
嘘と理不尽で埋め尽くされたような形骸した社会(街)で、
自分の思いを正直に歌うことを望んでいる。
毎回これ繰り返し
なんて殺したいほどにうざってぇし
毎日毎晩叫ぶ
僕らの向こう側で笑っているゴミ
くだらない日常は可笑しなくらいに繰り返ししかない。
そんな退屈を殺してしまいたい。
日々、社会に愚痴を言う自分を大人たちは遠くから嘲笑っているようだ。
情けない僕らの焦り
なんてWi-fiでさえも分かっていて
曖昧にして逃げてばかり
ずっとスマホをいじっている。
何か動かなければという焦りに駆られてはいるが、何もできない自分が情けない。
きっとずっと触っているスマホやWi-Fiにもこの焦りが届いているのだろう。
そんな焦りを自覚したとしても、うやむやにして放っておこうとする自分がいる。
才識が望まれる姿に喘ぎ
なんて夢の中でさえも代替で
相対になって笑えないな
勉強は人よりできるつもりだ。
そんな自分だけの才覚が周囲の人間に求められる所を想像し一人悦に浸っている。
まぁ実際にはそんなことを夢にも思える体ではなく、常に人の代替品なのだ。
事実に直面した僕は笑えない現状にどうすることもできなかった。
見下ろす街に怯え愁え
言葉選び辿り着いた先
自分が理不尽さを感じている社会に不安と恐怖を覚えている。
言葉選び→人の空気を読んだ発言を強いられてきた。その先には....(何もなかった。)
見下す影に恐れ震え
大人たちの言葉遊びは知らねぇ
見下されて馬鹿にされているのではないかという不安に駆られている。
だがもう、オトナ達のくだらないルールや言葉遊びのようなこじつけは知ったこっちゃない。
誰もがお飾りのこの街で
藍に叫ぶ僕らの
この声が
憂いをもたぐ暇さえも
消して
喘ぐように洩れる言葉の
誰もが世間体や外面を気にしないと生きていけない。中身のない社会で
僕は空に不満と願いを叫んでいる。
一生懸命に叫び続けていれば、憂いをもたぐ暇(不安に駆られる時間)も、
無くなるのではないだろうか。
いかがでしたか~!僕なりの叫びを込めた歌でした…!
韻を踏んだ箇所もありますし、歌詞にめっちゃ気を使った歌なので噛みしめて聞いていただけたら嬉しいです!